赤ちゃんと親御さんが別室にいる場合
特に、夜間寝かしつけが終わって
親御さんはリビング、赤ちゃんは寝室にいるなどの時に
泣き声が聞こえない間取りのお家だと
とても便利かな、と思います。
マイクで音声を拾ってくれるし
映像でも見ることが出来るし。
でも、マイクを通して
「ちょっと待っててねー」
みたいに話しかけて安心させる
という使い方は、「安心」にはつながらない事が多いです。
一瞬「あれ?」っと反応する事はあります。
でも、赤ちゃんの心が安定しているわけではないのです。
赤ちゃんは
対面して
目を見て
身体に触れてもらって
そういう風に話しかけられて、初めて自分に対応してもらっている
と認識し、安心します。
スピーカー越しに声をかけても
自分に対応してもらっているとは思いません。
赤ちゃんの安心を育むコミュニケーションは
将来の生きる力や人間関係に大きく関係していきます。
対応してもらえる、という体験の積み重ねが
自分には価値がある
自分は認めてもらえている
自分は大事にされている
という認識につながります。
その結果
チャレンジできる子
へこたれても立ち直れる子
自分の意志を持てる子
に育っていけるのです。